003 The Magician/ギブネスとマジシャンの関係〜天から託された魔術が生み出す“最も善きこと”

ギブネスの三原則のひとつ

「自分にとって 最も価値のあることを 無料でやる」

最も価値のあること とは
自分が提供している 一番高額の商品なのか?

というと
決してそうではなくて

最も価値のあること とは
わたしとあなた の間で生まれる 作用


それに 仕事 と名付けてもいい
それを 遊び と呼んでもいい

その瞬間に
目の前にいるひと(もの・コト)と
向き合ったとき 
魔法のように 生み出されるもの


あまりにも 自然で
あまりにも アタリマエで
気づかないかもしれない

けれど 
水面に落ちた 一滴の雨の雫が
静かに 波紋を描くように

そして そのさざなみが 
生き物たちの命を揺らすように

響きあい 広がっていく 作用



タロットカードの大アルカナ
「1」のナンバーを持つ マジシャンは 
魔法のワンドを天に向かって掲げながら

「今ここから すべてが生み出される」

そう 告げている


机上には カップ ペンタクル ワンド ソード
宇宙を成す四大元素のすべてが置かれている

今 始まろうとしている魔術に
表情は真剣だけれど 
緊張からは 解き放たれている

目の前の道具や 自分の手元を確認することなく 
真っ直ぐと 一点を見据える 眼差し

そんなマジシャンが持つテーマは

「集中という名のアート」

  

 

例えば、サーカスで 綱渡りをする人
一歩間違えば そこにあるのは 死

彼らは 間違いなく集中している
けれど

「次は どういう風に進もう」
「もっと バランスを取らなければ」

という 考えや思考 
次を予測し 計画し 実行すること
すべては 削ぎ落とされている


極限まで 消し去られた
精神の振動(揺らぎ)

その先に
呼吸と血液の循環 
肉体という名のシステムの中で
瞑想という名の集中 が生まれる
​​
「集中しよう」という意図ではなく
すべてを 削ぎ落とした先にある 
「努力なき集中」



「集中」は 大きく2種類に分けられる 


ひとつは
支配し 執着し 過度な情熱 強迫観念を持って
高ぶる獣性を 一点に集め行使すること
真であること 善くあること 美しくあることを忘れた
関心(愛)のない集中


もうひとつは
あらゆる執着から解放された 静謐な熱中
教会や寺院で行われる 祈りと瞑想
神の意志と一体となった 芸術家の創造

真の平和と 自由の在処 光の世界
個人の意図を超えた 愛という名の集中

 

 





マジシャンの頭上に輝く
“インフィニティ”があらわすのは
無限に巡る 循環

いっときも休むことなく刻まれる
鼓動や呼吸のリズム

一寸も狂うことなく描かれる
惑星たちの軌道

一滴の疑いもよぎることのなく
生み出される魔術

今 ここに 与えられた 
命への 
自らの使命への 
絶対的な 信頼

緊張 抑圧 意思から解き放たれた 
完全な調和の中での 沈黙

​ 
綱渡り師の 一歩一歩は
マジシャンの 一挙一動は 

真に 美しい アートとなり
観るものを 魅了し続ける

 

 

エゴを超えて 
意図を超えて

空から 真を 紡ぐ
虚から 善を 生む
無から 美を 描く

わたし という名のマジシャンに
託された 魔術

それは
わたし という存在が 創り出せる
最も 善きこと のために

与えられた ひかり 
与えられた チカラ
与えられた 愛

 

 

 

 
  

 

問い

あなたという マジシャンは
その魔術で 何をこの世界に あらわしますか?

 

 

 

 

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お逢いできること、楽しみに。

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