映画『La La Land』今ここを紡ぐ∞の選択肢たち

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親愛なるみなさま、あろはです。

週末はおひさしぶりに映画館へ、『La La Land』 という映画を観てきました。

お金もYoutubeもなかった子どもの頃。
真夜中にVHSに撮りためた映画を
おかあさんがパートのあいだにこっそり鑑賞する至福。

モノクロの名作から、そうとうにシュールなマニアックB級ものまで、
ありとあらゆるいろいろな世界に、思春期の感性をどっぷり漬けこんで
現実世界に戻ってこれないくらいでした。

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そんなわたしが、北米に渡ってもうすぐ10年。

哀しいのは、字幕があっても映画の内容を100%理解できないこと。。。
なもんで、とりあえずスペクタクルなアクションやファンタジー、
大人の中の子どもに訴えかけるアニメーション、くらいしか足を運ぶことがなく。

哀。

「なんてこったあああああああ」

ってたましいをぐわんぐわんに揺さぶられたり

「そうだったのかああああああ」

っていうようなどんでん返しにひっくり返ったり

ただただ、美しい人々の織りなす言葉や世界観に漂ったり

そういうことが、本当に、本当に、恋しい。。。

まあ、英語足りんなわたしのせいなのですハイ。

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『La La Land』 は去年公開されてアワード受賞しまくりの話題映画なんだけど
音楽と踊り、カラフルな世界観で繰り広げられるかわいいロマンスに期待して観に行ってきたのでした。

ミュージカル映画って、

「なんでそこでいきなり歌って踊るね〜ん!!」

って落ち着かない方もいらっさると思うけど
でも、人間の感情って、案外あんな感じじゃないかな。
恋の始まりは、銀河に昇るほどのエネルギーがあると思うし。

それから、サンタモニカやLAの雰囲気がほんとうに懐かしかった。
埃っぽい高速道路、パームツリーの影、ストリートの乾いた感じ
グリフィス天文台の夜景と永遠に触れ続ける振り子
そして海と光。

映画で二人が踊りまくっていた、グリフィス天文台からの夜景。

映画で二人が踊りまくっていた、グリフィス天文台からの夜景。

大好きなバンクーバーも、海に囲まれているけど
天使の大群みたいに強く強く輝くサンタモニカの海は
もしかしたら一番恋しいものかもしれない。

天使の大群たち。

天使の大群。

映画は思った通りのカラフルでかわいいお話だったんだけど
ラスト付近の「時空間のねじれ」は、ひさしぶりに引き込まれました。

「あの時、ああしていたら」

っていうのは、「今」だから思いを馳せられることだけど
実は、「ああしていたら」の先の現実も、どこかで同時に進行している。

「今」という一瞬の360度ぐるりに、次の一瞬への選択肢が無限に広がっていて
わたしたちは瞬間ごとに、それらを渡り歩いて「今ここ」の「現実」を作ってる。

だけど、選択しなかった方の現実も、パラレルワールドのどこかでストーリーを展開し続けている。

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わたしたちの選択で次のドアが開いていく。

今のところ、わたしたちは「肉体」という容れ物の中で生きているもんで
別次元の「今ここ」にはワープできないんだけれど
無限大に紡がれていくアナザー「今ここ」を想って
切なくなったり、後悔したりできるのも、人間にしかできないこと。

「やっぱりこの『今ここ』が最高だな」

と思えることも。

そんな無限大の選択肢の中で
誰かと、あなたと出会えたこと、

ごはん食べたり、笑ったり、喧嘩したり、踊ったり、
愛し合ったり、別れたり、産み出したり、見送ったり、

何をしていたって、どれだけの奇跡なんでしょう。

ありがとうね。

愛より愛込め。

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